一番の衝撃が、2001年の作品でしたがシステムでストレスを感じなかったこと。 私が2003年以前の作品に手を出せないのが、実は内容よりもオートなしやスキップその他で苦戦するからなんですよね。それとクリックよりもホイールを使うのでまずクリックすら面倒と思うわけです。これ言ったら怒られそうですが。2005年以降のユーザーで利便性に溺れきっているわけです、はい。 DEEP VOICEはシステム周りや、ビジュアル的にも古さをあまり感じなかったのもグッド。こういったCROSS NETさんの演出はFAVORITEにもしっかり受け継がれているので、進化を続けてるのが見られてちょっと嬉しくなったり。
それと2001年頃は現在も続いているブランドのやクリエイターの作風が今と全然違うので、模索している感があるのも面白い。DEEP VOICEも現在のApricotやFavoriteに繋がりますし、Choir~クァイア~(くすくす)・恋愛CHU!~彼女の秘密はオトコのコ?~(サガプラ)・Handle with care..(現Etoilesスタッフ)・雨あがりの猫たちへ(HOOK)・BITTERSWEET FOOLS(minori)etc…このあたりは今じゃキャラゲー一色ですし。ここに限らず業界全体が様々なジャンルに手を出しているので、当時は選択肢が多かったでしょう、それだけに篩いにかけられたとこもあったでしょうが。駅弁とかようわからんのが出たのもこの時代だからこそでしょうかwこの頃から安定のBISHOP。 エロゲ業界が落ち着いてしまっている、ということも改めて考えてしまいました。キャラゲーマーな私ですから現状を否定はしませんが、頭に入れておこうかと。