2ntブログ

あきいろのへや

登場人物が全て18歳以上のゲームを扱っています。

応援中!

SkyFish poco最新作『BunnyParadise ばにぱら~恋人全員バニー化計画~』を応援しています!! 「魔女こいにっき」応援中 アストラエアの白き永遠 応援中!! 『放課後の不適格者』を応援しています!

発売中

Sugar+Spice 応援バナー 姉さんに恋をして、姉さんも恋をして、姉さんと恋をした。 アステリズム 応援中! 「はつゆきさくら」応援CHU!!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • 恋剣乙女

そういえばネタバレの注意書きなんかするの忘れてたなーと。
今回はあまりないかな?


恋剣乙女
公式はこちら

体験版の部分で公式との齟齬がありますが、私としては劣等感を抱えた主人公と努力家の安国茜が手を取り合う展開はまだ許容範囲でした。
エリートのSクラスで蔑まれるとかどんだけ天才が多いんだと思いつつ。というか、A・B・Cランクの生徒の描写がほぼないのでこいつら学内で相当の落ちこぼれなんじゃ?との錯覚すら覚えましたが。
問題はむしろそのあとで、選抜戦で茜&主人公の能力発動までが描写され、以降が製品版で続きます。
んでもって主人公の能力が明かされるわけですが、そこから周囲の手のひら返しにイライラ。こんなに簡単に割り切れるのでしょうか?

そのあたりから主人公が世界でただ一人の導力増幅の使い手として持ち上げられ、挙句にイヴの『子孫を残すパートナーとして相応しい』の一言で途端に争奪戦が始まります。
以降はいわゆる『キャラゲー』としてのイベントが続く。

公式やパッケージでの紹介→燃えるバトルもの
製品版→キャラ萌えオンリー

序盤で感じたイライラや妙に重いヒロインの家庭事情etcとの話のバランスがキャラゲーとしても危うい。
方向性を変更したものの、今度は半端な設定がテンポを崩してきてしまう。
とにもかくにもどっちつかずなんですよね。


・エロについて

4人×5回
純愛作品としては、CG含めてなかなかエロいです。
特に巨乳キャラは乳首が勃ちまくりですねーけしからんですよ。
ただ、モザイクの上にバーッと白濁乗せただけってのは違和感ありまくりでしたね、茜のフェラシーンは上から四角で白く塗りつぶしただけなのが残念…。

・音楽について

OPは良曲です。ゲーム内容とは異なりますが。

・CGについて

メインヒロインの立ち絵は綺麗。イベントCGはたまに違和感があるかも?しかし水準は高いですね。
エロに関しては前述の通り。

・システム周りについて

システム画面に懲りすぎたのがアダになっています。チカチカするアイコンや、装飾が過剰すぎて1ページに5つしかセーブを表示できないのは割と致命的。
フレームモードは要らなくないですかね?

総評

絵・導力設定・演出が良作へ結びつく可能性があっただけに、がっかり感が半端ないです。
公式で期待しすぎましたね…。
キャラゲーとして見ればたしかにメインヒロインとして頑張る茜、尽くしてくれる透子、健気な柚、強引でやりたい放題言いたい放題のイヴとみんなそれぞれ良さはある。けれどもこれ“だけ”を求めたわけじゃないってジレンマ。

そもそもが『コトナ』が完全に滅び、平和そのものであるこの世界において導力をただの競技にしか扱えないのがもったいなく思える。
主人公の導力が人と人との絆を反映させるものであるので、『コトナ』が存在する世界で力を合わせて生き残る方がしっくりくるかな、と想像してみたところでどうにもならないのですが…。
振り返ってみれば、この作品で一番役立たずなのは主人公ってオチ。

シナリオ☆☆
えち☆☆☆
音楽☆☆☆
絵☆☆☆☆

66
作品コンセプトがはっきりしない。
  • ウィッチズガーデン

・ウィッチズガーデン
公式はこちら

ういんどみる10周年記念作品。

まず目を引くのは、やはりぬるぬる動くE-moteを使った演出。たゆんたゆん!するたびに視点がそこに集中するのはご愛嬌w
小説ではなくエロゲでありますから、視覚的表現の進化を確かに感じられるのは嬉しい限り。今作はこのチャレンジ精神に投資したと思っても損にならなないです。
戦闘を挟む作品であることや、風城という街の性質上、明るく賑やかなパレードを行われる点にも非常にマッチする表現ですね。
いやぁ素晴らしいです。

ただ、このE-moteは私としてはなんつーか一枚絵を用いるADVと同居するのは非常に難しい。
常に動作を行う流れからの間を取れる利点は確かにある、行間すらある程度このシステムでコントロール出来ますから。けれども、おかげで逆に不意打ちの動作があまりなくて脳内保管の面白みはちょっと薄いか。
私がアニメよりもこのエロゲを好む理由の一つがこの脳内保管を余儀無くされるところにあるので、1から100の表現は求めていない。かと言ってないのも寂しいという自分でも大変わがままなバランスではありますがw

…とまぁごちゃごちゃぬかしましたがともかくE-moteすげー!ってなるのは確か。体験版だけでもプレイしする価値があります。


さてシナリオ。

風城という街の性質上、世界観はこの城壁から外に拡がらず、行動場所もそう目まぐるしく移るわけではない。学園モノとしての側面もあるので、舞台はほぼ固定される。
だがその分、カンパネラあたりと比較すると登場人物同士の繋がりがより濃いように思える。
良いですね、この感じすごく。


キャラ別に(私の攻略順で)

莉々子
見世物としての表の風城が舞台。
憧れたそのものになる、主人公のひたむきな泥臭さが清々しいですね。熱血ルートです。
風王結界ktkr

涼乃
風城の本質が明かされ、一気に核心へ近づく。
あなたは、なんですか
あやりの正体と、その解決に東奔西走するので案外イチャイチャする期間は短め。そんな中でも存分にクール→デレを堪能出来たので言うことないです。
けれども、風城という舞台についてあまりにネタバレが多すぎてちょっと攻略順ミスったかなーとか。

水澄・えくれあ
この2人はほぼセット、中心にえくれあがいる。他のルートに比べて平和でした、水澄さんが天使で頬が緩みますね。
4つ目のシーンの語りが印象深いです。
自分のだいすきな人に、気持ちよくなってもらったり、喜んでもらったり
そうすることでわたしもくつろげるし、気持ちいいし、それが一番の癒しになっているの
この言葉に水澄さんっていうキャラが集約されているなと。
えくれあは藤咲ウサさんのしゃべりであーとかうーとかけだるそうなのがたまりません。

あやり
TRUEがあり、さすがはメインヒロインな扱いでした。
このウィッチズガーデンという物語は、間違いなくあやりという少女のためのものだった。
けれども、どうしてもラストについては納得できない。
悠子さんは「君なら、できるよ。きっとね。」とは言ったが、それは同時に二人に背負わせてしまうこと。TRUEエンド後に主人公とあやりが背負ったものはあまりにも重すぎるのではなかろうかと。
このラストをどうにかするためにFDが出そうだし救いは欲しいが、それにしても釈然としない終わり方でした。


エロに関しては、イキまくりだしCGの構図が私好みだったので純愛ものとしてはかなりのものでした。
涼乃が陥没乳首で一層惚れました(笑)

OPのデュエットは飛蘭さんの声が、なんというか鋭すぎてカンパネラの方が良かったかなと。


総評

何は無くともE-mote、これに尽きます。新たな表現の形として、またしばらくはういんどみるから目が離せなくなりそう。
一方でシナリオは、気分が軽くなる本来の楽しさを持つある意味でのういんどみるらしい個別と、あやりトゥルーの重さの落差で戸惑いを隠せない。魅力的なキャラクターが多いことや、今までの本編+FDという展開からしてまたしばらくは生殺しが続くのかなと。

まぁしかしメインだけでなくサブに渡るまで、本当にキャラクターが良いのでプレイして良かった。
メインでは涼乃・莉々子さん、サブでは悟朗・蒔絵様・悠子さんがツボでした。
前述の通りトゥルーが私には難点ですが、キャラクターを楽しむためにまた個別ルートをプレイしたいです。

シナリオ☆☆☆
えち☆☆☆
音楽☆☆☆
絵☆☆☆☆☆

82
トゥルーが眩しすぎるくらいのハッピーなら90あげたかも。

システムボイスは蒔絵様以外を全カットすると幸せになれる。

あらあら、そんなものを回想したいだなんて。本当にあなたは猿ね。」(シーン回想)
→卑しい卑しい猿でございます。さぁもっと猿・ケダモノ・ゴミクズ・とお呼びください。

あら、あなたは女のいやらしい声の方が聴きたいのではなくて?」(音楽モード)
→その通りでございます。叶うならば蒔絵様の…いや、何でもございませね。

この私も好きなように出来るわ、光栄でしょ?もっとも、脱いだりはしないけれど。
→工エエェェ(´д`)ェェエエ工

ああヤバいマジでゾクゾクするwwwww蒔絵様に責められたいwwwww

浅川さんの声がすんごい好みなんですがピンとくるキャラは少ないんですよね、エロノメさんと美鈴先輩くらいでしょうか。
  • 放課後キッチン

・放課後キッチン
公式はこちら

全体的には普通なのですが、これはってとこがあったのでそこんとこについて。

キャラゲーにおいての幼なじみといえば、私が思い浮かべるのは甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる従順タイプ。この作品でもそれが顕著で、いつも隣にいてくれる良妻ポジションな彼女との未来はもう決まっているように思える。
しかし、これは選択をすることができる恋愛ADVなわけで、当然のように他のヒロインを選ぶことも出来る。その選択をした際に、選ばれなかった彼女はどうするのか?この点はなかなかに面白かったです。

幼なじみの柚南は攻略ルート以外のどのルートでも振られ、独り泣き崩れることになります。
この様子があまりにも痛々しく、たまらずルート変更もしたくなるくらいで。

恋チョコでも振る描写があるものの、イライラしかないあちらとの違いは、やはり徹底して主人公とお互いのことを分かりあっている“幼なじみ”していること。素直にいい子だと思える。

シナリオに大きな影を落とさないまでも、チクリと胸の痛みを感じる。
他のヒロインルートでは柚南の分も幸せになるしかないという気分になり、柚南ルートでは選ばれなかった時の事を思い出すと今ある状況を素直に祝福できる。
この作品は紛れもない幼なじみゲーなのではと思えました。

ただ、私としてはそんな様子を知りながらも絶対に譲らない林檎(CV:サトウユキ)がツボでしたが。
主人公をそこまで想っていることを知っている林檎だからこそ、本気の度合いでは負けられない。勝気な性格がそのまま恋愛での強さになっていますね。

ハーレムゲーのぬるさも好きですが、こういった選ばれなかったヒロインのうしろめたい心情を想像するとまたオツなものです。


もう一つはサトウユキさんすげーっていうw
えへぇやひゃうぅぅぅぅぅとか一人だけジャンル違いますからwwwそれとテキストと発音が違うところはワザとでしょうかw
テキスト:とろっとろじゃない!
発音:とぅるっとぅるじゃない!
なんかもう爆笑してしまいました。


サブキャラにも笑わせていただきました。
みのりんは最初の印象が最悪だっただけにシスコンでヘタレへのキャラ崩壊具合がかなりクる。

シーンについて
料理を扱う話なだけに(?)女体盛りが数回ありました
とあるシーンで精子も白子も変わらないとの会話が出てなんとも言えない気分にwまぁそう言っちゃそうなんだけどやめれwww


総評
もう一度言いますがあくまで中身は平凡です。
メーカーさんの遺作となりましたが、2011年発売にしては主にビジュアル面で分が悪いですね…。シナリオ展開も突出したものは見出しにくいだけに、オススメは難しい。なんか惜しい。

シナリオ☆☆☆
えち☆
音楽☆☆☆
絵☆☆☆

72
お嬢様の為に鐘は鳴る共々、それなりには面白いで小さくまとまっちゃうのがもったいないですわ
  • 倉野くんちのふたご事情

・倉野くんちのふたご事情
公式はこちら

両親の離婚話が浮上し、母方に引き取られるのは主人公+一人。

主人公スキーな5人の姉妹に、時に身体で迫られながらの取り合いになります。

争奪戦が行われる一方で、両親が仲違いのために機能していないカフェ『アップルパイ』の経営も5姉妹と協力して行います。こちらのパートは意外にも割とシリアスというか、真面目に取り組む面々が成長していく過程が描かれる。喫茶店としてほっこりする話でなかなか良い感じでした

この二面性を各々で捉えれば前者は萌え抜きゲーとして、後者は温かさのある喫茶店モノとして味があるのですが、私としてはこの二点を同居させたのがマズかった 。日常パートでの怒涛の誘惑ラッシュ(性的な意味で)かと思いきや、喫茶店でのひと悶着、からの突然のエロ。
エロシーンを濃い目にしているのが逆にアダになってテンポが悪いです。
結果的にはまぁちょっといい話が入ってる抜きゲーと判定したい 。やたらエロが濃いせいで話はあまり注視してませんでした

シナリオは絵麻
最初は後ろからくっついてくるちみっこい妹ですが、精神的に成長して作中で一番印象が変わりました。

キャラはみこと
かずくんすきすきーで直情系なみこと姉がアホかわいい!
スパッツGJ!

シーン枠は51(うち本番なし17)
CGの使い回しがなく尺が長い 。一部、絵柄にエロさが足りないことを感じることもありますが基本的には使用に耐えます。
ハーレムルートの智花のはじめてシーンは良いCGでして…。


総評

萌えエロ・アットホームとちぐはぐに感じることもありますが、割り切ってしまえば良い“エロ”ゲーしてました。
ただし、夏ノ雨やゆあ日記とは作風が全然違うのでメーカー買いは危険なところですね。

シナリオ☆☆☆
えち☆☆☆☆
音楽☆☆☆
絵☆☆☆☆

75点
ある程度は満足できるけれども良作まで程遠いというか
どうしても夏ノ雨がチラつきます。